小学校受験・幼稚園受験 合格する願書を書きましょう

こんにちは!幼児・小学校低学年向け家庭教師派遣のミセスサリヴァン

代表の言水(ゴンスイ)です。

昨年も同じ時期にブログに書かせていただきましたが、今年も

「小学校受験・幼稚園受験に合格する願書」

について書かせていただきますね。

今年受験される皆様、願書のご準備は進んでいらっしゃいますか?

今は考査に向けてのご準備が大変お忙しい時期だと思います。

お勉強のお取組み以外にも、体操や美術巧緻性含めてやらなくては

ならないこと、気になることがいっぱいだと存じます。

複数校を受験される場合、学校別の対策も今時期からはがっちり

やる必要があり、時間がいくらあっても足りない状況のはずです。

そんな中

願書にどれくらいエネルギーを注いでいらっしゃいますか?

お忙しいお母様方にこんなことを申し上げるのは心苦しいのですが、

願書はお子さまの考査のご準備と同じくらい大切です。

小学校受験・幼稚園受験では、中学校受験と違い、難関校であれば

あるほど、お子さまが「出来る」だけではご縁をいただけません。

お子さまの出来映えプラス、ご家庭の信頼感が絶対に必要なのです。

学校は幼稚園・小学校から高校まで、場合によっては大学までの

(幼稚園年少さんから大学までだと19年!)長い間、その学校で

共に一緒に生徒を育むパートナーとなるご家庭を幼稚園受験・

小学校受験で選びます。

長い時間を共にするという点では結婚と似ていて、結婚相手を

選ぶときと同じように、価値観が合うか、相手の方が誠意かを

学校は知りたいと思っております。

その一番大きな判断基準になるのが、願書です。

「文は人なり」ということわざがあります。

願書は文字の形も含め、ご両親の思いを雄弁に語ります。

面接は願書をもとに行われますから、願書がしっかり書けていなければ

面接で良いやりとりができません。

また良い願書を書き上げるためには、ご両親で

〇どうしてその学校でなければならないのか

〇その学校の教育方針がご家庭のそれとどんな風に合致しているの

〇お子さまにどんな風に育ってほしいのか

などを目いっぱい話しあってたくさん書き出すことになるはずです。

それをギュッと圧縮したエッセンスを願書に丁寧に綴ります。

この作業は面接対策としても最高に有効です。

このプロセスを踏むことでご両親のご方針やお考えが一つにまとまり、

面接でチグハグな回答をするというリスクがかなり軽減されます。

「願書は大手塾で見てもらうので大丈夫です」

願書のご準備は大丈夫ですか?と伺ったときにこうお答えをいただく

ことがよくあるのですが、そんな時に必ずお話しするのが

「大手塾で願書を添削してもらうとバツではなくなります、ですが

ハナマルにしてもらえるわけではありません」ということです。

沢山の人数の生徒さんがいる大手塾では、提出された願書の下案の

「良くない部分、間違っている部分」を直します。

たとえばその願書の方向性が根本的に間違っていて大幅な書き直し

が必要な場合や、そのご家庭には願書に書くべき素晴らしい点が

別にある場合に、それを指摘して大幅な修正を提案するということは

できません。たくさんの願書を添削する必要があるうえに、生徒さん

お1人おひとりのバックボーンを理解しているわけではないからです。

幼稚園受験・小学校受験をされる方がたぶん一度は不安に思うことが

あるはずなのは、

卒業生含めてその学校にご縁がなくてはだめか?

という点です。

結論からいうとご縁がなくては不可能という学校はありません。

ですが、難関校であればあるほど

一見さんがドアを開けてもらうには、ハナマルの願書で興味を持ってもらう

いうことが必要です。

今年ご準備されている願書は

「ご家族とお子さまの魅力が伝わる、学校への情熱を込めた渾身の作品」

と思えるものに仕上がっていますか?

まだ間に合います。

最後まで粘って、納得のいく願書を書き上げてくださいませ。

ミセスサリヴァンは講師一同、受験さんのご家族を心から

応援しております。