小学校受験 今から一番やるべきことは?

こんにちは!幼児・小学校低学年向け家庭教師派遣のミセスサリヴァン

代表の言水(ゴンスイ)です。

ついに今年小学校受験をされる方にとっては正念場になる

夏休みがスタートしました。


ブログの更新が滞ってしまっており申し訳ございません。

愛読してくださっている方からお叱りをいただき、

これではいけないとPCに向かっております。


なぜ更新をしていなかったかというと、6月7月で

新規のお申し込みを本当にたくさんいただき、

講師のスケジュールがかなり埋まってしまって

現段階で先生のご紹介がかなり厳しくなってしまいました、、、


ありがたいことに更新したブログをご覧いただいた方から

新規のお申し込みをいただくことが多いのですが、

せっかくお申込みをいただいても先生のご紹介が

スムーズにいかないことがあるのが大変申し訳なく、

ブログの更新を止めてしまっておりました。


ですが夏休み以降のスケジュール変更で空き枠がでたり、

また幼稚園や保育園に登園する時間をずらして午前中に

レッスンを受講したいというご希望をいただいたり、

(たしかに午前中はお子さまが元気なので効率は非常に良いです)

またお教室からサリヴァンに移籍してくださる先生がいたり、

などでご希望内容によってはまだご紹介が可能かもしれません。

もしレッスンのご希望がありましたらお気軽にお問合せくださいませ。


さて、10月の埼玉・千葉・神奈川の考査まではあと2か月と少し、

11月初旬の都内の考査まではあと3か月弱、

一番考査の遅い筑波大附属小の考査(今年はまだ日程が発表されて

おりませんが例年通りだとすると)まではあと4か月と少しになりました。

現段階でまだ成績が志望校に届かない、と感じて、

焦っておられる保護者さまもいらっしゃると思います。

苦しいお気持ちになられると思いますが、まだまだ伸びます。

考査の日まで伸びます。

焦らず一歩いっぽ着実にご志望校に向けてのご準備を

すすめていただければと存じます。




焦る必要はありませんが、ここからはご準備の方式が

夏休み前と違って参ります。

夏休みから絶対にやらなくてはならないことがあります。

それは

「選択と集中」

です。



小学校受験において、この時期からの受験生さんのご家庭に

平等にある資源は「時間」です。

このもっとも重要な「時間」という資源をどう使っていくかが、

合否を分けると言えると思います。

限りある時間を有効に使うにはどうしたらいいか

というと答えは

志望校を絞って集中してその学校に合わせた対策を行う

これに尽きると思います。



それぞれの学校には、とくに倍率が高い学校であればあるほど、

何が何でもその学校でなくてはならないと考えて

その学校にずっと集中して対策をしてこられた受験生がいます。

ご両親のいずれかがご卒業生だったり、上のご兄姉がすでに

その学校に在学され地ている場合などは、そのお子さまが産まれた

時から、絶対に入れたいと思っておられます。



よく「関係者じゃないと不利ですか?」と聞かれることがございますが、

そういうご家庭は、考査の厳しさをよくご存じなために

時間をかけてものすごいご努力をされているケースが多いのです。

関係者の方が結果として合格されることが多いのは、その学校への

熱意とご努力の量によるところだと毎年感じております。

もちろんそのご努力には、お子さまのご準備はもちろん、

願書や面接にも反映されています。


何が何でもの第一志望の方と併願でご努力が分散してしまった方と

どちらが合格をいただきやすいかは言うまでもないと思われます。

高倍率の学校を志願されるのであればあるほど、ご志望校に

集中して対策をしないと合格が難しいのです。




お子さまですから、質の良い睡眠時間をしっかり確保することが

学力向上にも精神的な安定にも必須ということは

皆さまご存じだと思います。

またお子さまにもよりますが、お取り組みに集中できる時間は

限られておりますから、その時間を有効に使うには、

やるべきことのボリュームが多すぎないことが大切なのです。



ただ、ご希望の学校の対策にフォーカスする、このやり方が

フィットしない場合がございます。

それはご準備を開始されたのが遅かったり、または

ご準備をしてこられたけれど現段階でお子さまの基礎力が

まだついていない場合です。



その場合は、志望校の出題傾向をにらみつつ、

基礎作りを平行して行う必要があります。

基礎がある場合と比べてやはりやるべきタスクが増えますから、

この場合ますますご志望の学校を絞る必要があると思います。



ただ現実にはたとえば第一志望校1校に集中すればよい、

というわけにはいきません。

いうまでもありませんが、合格できない可能性もありますから

行くところがなくなってしまうリスクがあるからです。



特に

〇慶應義塾幼稚舎

〇慶應義塾横浜初等部

〇早稲田実業学校初等部

この3校を第一志望にされている場合は

併願校の対策を絶対にされることをお勧めします。

ここに書くのも心苦しいのですが、この3校をご志望校に

されている場合、対策の負担が非常に大きく他の学校の

対策を並行して行うことが難しいため、戦略を誤ると

全滅リスクが跳ね上がってしまうのが現実です。


また

〇青山学院初等部

〇東京農業大学附属稲花小学校

〇雙葉小学校

これらの3校も、ぞれぞれ理由は違いますが

高倍率でハイリスクな学校ですから、

不合格であれば公立に進学する、とお考えになって

おられない場合は併願の対策をぜひぜひしてください。



さて、高倍率の学校との併願で大切なことは何かというと

■ 学校を絞ること

■ 高倍率の学校ばかり選ばないこと

■併願校は対策の負担の大きい学校を避けること



この3つが大切です。

なお、併願校は本命校と対策の方向性が似ていると

負担が軽減されます。

ただ、第一志望至上主義の学校は考査のタイプが

本命校と似ていても併願には不向きですからそこは避けてください。

( ここに学校名はさすがに書けないので、気になる場合は

サリヴァンまでお問合せください )



また、私学を本命にされている場合も、国立への出願は

ぜひ検討していただきたいと思います。

私学の考査ではあと1歩およばなかったり、補欠合格になった場合に

試験日の遅い国立小学校(筑波大付属、お茶の水、学芸大附属竹早、

学芸大附属大泉、学芸大附属世田谷、学芸大附属小金井など)の小学校の

合格をつかまれるご家庭が毎年たくさんいらっしゃるのです。


そして私学と併願される場合、国立の対策は私学の考査が終わってから

やりましょう。私学のためにやっていることが、そのまま国立の

考査の下地になりますし、国立は抽選のある場合が多く、

抽選を通過できなければ受験できません。

筑波大附属小は抽選から考査まで1か月ありますから、

抽選を通った日から全力で筑波対策にフォーカスしましょう。

国立は考査は遅いですが、出願のタイミングは以外と早く、

願書の配布期間も限定されている場合がありますから

(コロナで以前よりは配布期間が長くなっているようですが)

くれぐれも出願忘れがないようにHPをチェックしてくださいませ。