小学校受験に必須の「情報」とは?②

こんにちは!幼児・小学校低学年向け家庭教師派遣のミセスサリヴァン

代表の言水(ゴンスイ)です。

前回の

小学校受験に必須の「情報」とは?①

の続きです。







2.その学校の考査の内容と教育方針






今まで何度も書いてもうしつこいかなと思うのですが

塾の模擬試験でペーパーの成績が良くても、

個別考査校には合格できません。

テスターが前についての個別考査の対策が絶対に必要です。


ペーパー校であってもペーパーの方向性や出題傾向は 

( 幅広く出題される難しくない問題を全問正解レベルで解くのか

難易度の高い狭い範囲で出題される問題をできる限り多く解くのか)

学校によって違います。

ご希望の学校の出題内容を必ず確認してください。

ご志望校については最低でも10年分の過去問を購入されて

出題内容と傾向をみてください。



ちなみに出題傾向は他の学校と比較検討してみないと

「学校によってこんなに違うんだ!」という実感につながりにくい

ことも多いので、ご興味をお持ちの複数校の過去問をぜひ

見比べてみていただきたいのです。



仮にご興味をお持ちの学校の出題傾向が似ているな、と感じた場合、

それらの学校の対策は、出題傾向が全く違う学校の対策を同時に

進めるよりも、その学校の倍率にもよりますが、ずっと

負担が少なくなるはずです。



また、教育方針を徹底して調べてほしい理由は、願書と面接の対策のためです。

願書にはお子さまとご家庭がどれだけその学校にフィットしているかを

アピールしていただく必要があります。

それにはその学校の教育方針や大切にしているもの、好まれるお子様の

タイプを知ってそこに沿わせていくことが必須です。

情報がないと学校に好まれる願書を書けないのです。




もちろん、情報収集とともに、その学校の教育方針や求めるお子様像に

ご家族とお子さまを合わせていくことも必須です。

立派なことばかり書いてある願書がお子様ご家庭の実情と合ってない、

というのは最も避けたいことです。





3.その学校の対策を得意としている

  塾や家庭教師



それぞれの教室には、得意としている学校があります。

ご志望校が決まられたら、その学校の対策を得意としている教室にて

学校別の講座を受講しましょう。

昨今難関校であればあるほど、その学校に照準を絞った対策をする

ことが、合格する可能性を高めます。

もちろん、どの学校にも合格できるように幅広く力をつけるというのは

理想的です。

ただ幅広い対策をお勧めするのは、年長さんの春までです。

少なくとも年長の夏期講習・直前講習では、ご志望の学校の

「学校別講座」をご志望の学校を得意としている教室で受講しましょう。





ただ、人気の教室では早い時期に入室していないと、学校別のクラスが

受講できないことがあります。

また、受講のタイミングが遅かったりそのクラスにキャッチアップできて

いないという場合もあるかと存じます。

その場合は、その学校を得意としている家庭教師のレッスンを

依頼されることをお勧めします。




年長夏からは「なんとなくの対策」ではなく

「合格をつかむための対策」が必須です。

〇苦手と得意を仕分けして、苦手分野を必ず補強する

〇考査に特色のある学校であればあるほど、学校別の対策を強化する

〇聞き取る力を圧倒的に高める

〇自分のことばで自分の考えを語ることができるようにする




これらのことを、焦らず着実に積み重ねてゆかれることが

確実に合格を近づけます。

今の対策の方向性が合っているのか、これから始まる

貴重な夏休みをどう過ごすべきなのかなど、迷っておられる方が

いらしたらお気軽にご連絡くださいませ。