筑波大学附属小学校に合格するには①






こんにちは! 小学校受験家庭教師のミセスサリヴァン

代表の言水(ゴンスイ)です。

今日は大人気の筑波大学付属小学校について書かせていただきます。



今年筑波の受験を予定しておられる年長さんのご家庭の中には

私立は受験せず、国立のみに絞っての受験を予定しておられる

ケースも多いかと存じます。

もし現段階でまだ受験対策を開始しておられない場合に、

ぜひすぐに開始していただきたいことがあります。

それは

推理思考問題の対策

です!!!




筑波の出題は分野はここ10年間、それほど大きく変わっておりません。

おなじみの出題分野から出題されており、変わった点でいうと

2021年から絵画の課題が出題されるようになったことくらいです。

ですが、、

推理思考の問題が

難しくなっています。

最近の過去問をご覧いただくとわかると思うのですが、

大人でもあれ?とおもうような難易度の高い問題が出題されています。

これらの問題を筑波の短い回答時間設定でこなすためには、

できるだけ早くに対策を開始する必要があります。




筑波大付属小のペーパー考査では

〇1000文字~1500文字の長いお話の記憶

〇図形を主とした難易度の高い推理図形

ほぼ毎年この2つが出題されています。

お話の記憶も問題が他校に比べて長いですから対策は必須です。

ですが私が最初にぜひ推理思考問題の対策開始をと書いた理由は、

推理思考問題がの難易度が本当に高く、一朝一夕には

できるようにならないからです。

初めてお勉強を開始されるお子さまであれば、

出題に記載されている図形を切り取って、実際に

回したり畳んだりしてみないと、発問の意図が

理解できないと思います。





そして、たとえば私立を受験されるお子さまで

成蹊小学校などの準備をされている場合は

長いお話の記憶や推理思考の問題をかなりがっちり

やっておられるはずです。

成蹊小学校以外の私立小学校でも、昨今推理思考の

問題は頻出分野かつ難易度が上がっています。

そういうお子様たちも、考査日が12月半ばで

他の学校と重なることが絶対にない筑波大附属小の

考査を受験されます。

1.トレーニング

2.問題に対する瞬発力

3.積極性と競争心


が筑波に合格するためのキーワードだと思います。

まずはトレーニングを始めていただき、問題に対する

瞬発力を養い、積極性と競争心を引き出してください。


皆様ご存じかと存じますが、筑波大附属小では

第1次選抜=抽選で志願者全体の男子40%、女子47%を選出

第2次選抜=考査。1次選抜通過者を対象に30人単位で行われます。

1次選抜と2次選抜は上記の要領で行われます。



筑波大附属小の志願者数・募集人数は2022年度

志願者数 4,008名

募集人員 128名

2次考査では男女各90名を選出されますから、

1次考査を2000人が通過するとして計算すると、

2次考査を通過できるのは

約上位10%、10人に1人です。




筑波は最初に抽選があることこから、対策開始を

ためらわれる保護者さまも多いと思いますが、

抽選の倍率よりも考査の倍率の方が、

圧倒的に厳しいのです。

せっかく最初の抽選を通過して2次考査を受けるチャンスが得られても、

2次考査の対策をしっかりやらなければ、合格は不可能です。

そして2次考査で選出された90名の中から

3次考査で男女各60名が選出され、筑波大学附属小学校への

入学を許可されます。


まずは推理思考の対策を始めましょう。

長くなりましたので2回に分けてお届けします。