小学校受験で一番有効な資源とは?

こんにちは!幼児向け家庭教師ミセスサリヴァン

代表の言水(ゴンスイ)です。

 

今年も都内の小学校受験本番シーズンを迎えました。

会員さまが連日考査に向かわれ、結果のご連絡を

ドキドキしながらお待ちしている毎日です。

 

本年度は10月中から新年度の受験生さんからの

お問い合わせが相次いでおります。

毎年10月11月に体験レッスンに伺わせていただく

ご家庭でお話しさせていただくのが

小学校受験で一番大切な資源は何か?

ということです。

 

受験をする上で持っていると非常に有効な資源

それは

時間

です。

 

ご準備の時間がしっかりあれば、あせらず基礎から具体物も

使いながらキッチリ積み上げることができ、お子さまの適正や

ご両親の教育方針を慎重にみきわめながら学校を研究して

志望校をしぼっていくことができます。

志望校が早くきまれば学校説明会や運動会にも参加して学校を

より深く知ることができ、それは願書や面接に確実に反映されるのです。

 

来年の今の受験本番で必要なことは決まっており、そのために使える

準備時間が6か月の場合と12か月の場合では

お子さまにかかる負荷が圧倒的に違います。

12か月あれば大半のお子さまが苦手とされている季節の風物や

行事などにも一つひとつ楽しみながらリアルタイムで体験する

ことができますが、6か月しかなければすべてを体験することは

できませんから、前半6か月分は体験を省略してカードや、

塾やご家庭のやり方によってはプリントに丸をつけて覚えてて

もらうことになってしまいます。

 

プリントがいけないということはもちろんありません。プリントは必要です。

ですが実際にお子さまが体験し、目と手を使って感じた後でプリントを

確認やリマインドに使うのと、最初からプリントを使うのとでは、

お子さまの学びの深さや楽しさが全く違います。

ですから季節のことはもちろん、図形や推理・数なども具体物やパズルを動かす

などの体験をプリントの前またはプリントとセットでぜひやって下さい。

ですが準備期間が少なければ、具体物をつかって体験するために使える時間

が十分にとれないのです。

 

短期間の特訓で合格されることもちろんあります。ですがベース部分を

しっかりさせずにペーパーの上だけでテクニックや解法を覚えてできるように

なったことはぐに忘れてしまいます。幼児期のお子さまは覚えるのも早いですが、

促成栽培的に覚えたことであればあるほど、忘れるのも早いのです。

せっかく小学校受験の準備で小学校2年生までの基礎的な力を身に着け、

学習習慣もつけることができたはずなのに、秋の試験から春の入学までに

きれいさっぱりお忘れになるだけならまだしも、詰め込んだことでお勉強が

大嫌いになって小学校入学の春を迎えるという残念なケースも後をたちません。

 

そもそも、幼児期は就学月齢に学校で学び始めるための貴重な準備期間ですから、

小学校に上がる段階でお子さまに

「学ぶことは楽しい」

「知らないことを知りたい」

「学校が楽しみ」

という状態になってもらうことが何より大切で、

小学校に合格するためにお勉強が嫌いになっては本末転倒です。

そこからが本番なのにあまりにももったいないと思います。

 

私学でも、公立でも、国立でも、小学生から本格的学習がスタートします。

どこに進学されても、学習意欲は絶対に必要なのです。

附属といえども、ただ通っていれば進学できるということはありませんし、

進学できたとしてもその先で必ずお困りになります。

 

新年長さん・新年中のお母さま方、今日からお子さまと一日いちにちを大切に、

楽しみながら受験準備をなさってくださいね。

ご準備の方向性や内容に迷われましたら、お気軽にご連絡くださいませ。

 

ミセスサリヴァン

tel 03-5615-8966

メール info@for-of-to.net

 

体験レッスンはこちらから

https://www.for-of-to.net/contact02.html

 

お問い合わせ・資料請求はこちらから

https://www.for-of-to.net/contact.html

 

 

写真は混色の実験です。

実際に絵具や粘土で色をまぜて何色ができるかを実験して、

結果を自分でまとめます。

どの色とどの色を混ぜればいいか?は教えることができますが、

どれくらいの分量をまぜればいいのか?は自分でやってみないと

わかりません。これが体験です。