女子校受験で合否を分けているもの

こんにちは!幼児向け家庭教師ミセスサリヴァン

代表の言水(ゴンスイ)です。

 

「小学校受験で女子校を受験したい」

「共学校と女子校の違いはなに?」

そんな風に思っていらっしゃる方は多いと思います。

昨年度の受験でとくに女子校に実績を出されたS先生に

女子校受験の必須項目についてインタビューしてみました。

S先生の昨年度の生徒さんたちは

〇東洋英和小学校

〇立教女学院小学校

〇白百合学園小学校

などに合格されています。

ここでは、共学校でも必要ペーパー力についてはお話しせず、

女子校にテーマを絞ってお伝えします。

ちなみに、最終的に女子校の合否をわけているのは、ペーパー力ではありません。

共学の難関校に合格されている方でも、

女子校に必要な要件を備えていらっしゃらないお子さま・ご家庭の場合、

女子校にはご縁をいただけないからです。

 

Q S先生、女子校に合格をいただくのに、どんなことが必要ですか?

A. まず絶対の基本は

1.自然な挨拶

2.自然な笑顔

3.自然な気配り

この3つができていることです。

(あえて自然というのは作られたものではなく、しっかり身についているということ)

それらはすべて、お母さまがお手本となってこそ身につくものです。

お母さまがいつも

優しい笑顔とお気持ちでお子様に接する

所作が美しい

頭ごなしに叱るのではなく、お子さまに諭して伝える

そんな風であってこそ、お子さまに基本的な作法が身に付きます。

ちなみに気配りはイコール、思いやりです。

お子さまに愛情をたっぷりと注ぎ、家族の和を大切に育んでください。

 

また、その3つの基本のつぎにあるのが

1.挨拶やお片付けなどの生活習慣が身についていること

2.約束事やルールを守ることができること

3.指示に素直に従うことのできる謙虚さをもっていること

 (※とくにミッション系の学校では必須)

4.豊かな感性を持ち、素直に表現できること

5.自分の考えがしっかり伝えられること

6.それと同時に他者の考えをしっかり受け止めることができること

この6つの力です。

 

これらを育むために、ご家庭ですぐにでも取り組んでいただきたいのが

★しつけはきちんと、しっかりとすること

★お手伝いを必ずさせること 

( 人の助けになることを進んでできるようになる。また

まわりの人への感謝の気持ちを持てるようになる)

★ 自立させること

( 自分のことは自分でできること)

★家庭の雰囲気を温かく細やかな愛情で満たすこと

( 願書・面接で必ずここが問われます)

★場をわきまえることができるようにしておくこと

( たとえば待つ姿勢や態度は考査の時にも必ず見られます。

最低15分は落ち着いて静かに待つことができる必要があります)

上記5項目です。

 

ここまでご覧になって、

え?こんなこと?

試験で直接聞かれないことばかりに見えるけれど・・・

そんな風に思われる方がいらしたら、お電話かメールでお問い合わせください。

プロの売れっ子小学校受験講師と、女子校出身でクリスチャンの弊社のマネージャーと

創業以来様々な合格パターンを見させていただいた私とが、納得して出た結論です。

それと、直接考査で聞かれることではぜひ!!

巧緻性

をしっかりと対策してくださいませ。

巧緻性は身を助けます。

女子校志望だけれど本当は共学向き、というご家庭で

巧緻性をガッチリ強化していた方が、慶應対策されていなかったにもかかわらず

慶應義塾横浜初等部

にご縁をいただく、ということもあるのです。

 

女子校受験に必要な素養はすぐには身につきませんから、

今日からの1日いちにちをご家族で大切に慈しんでお過ごしくださいませ。

それでも迷ったり困ったりされた場合には、ミセスサリヴァンにご連絡ください。

女子校に強い先生、おります。