【幼稚園・小学校受験】願書で最も大切なこと

こんにちは!幼児・小学校低学年向け家庭教師派遣のミセスサリヴァン

代表の言水(ゴンスイ)です。

 

ことしも願書作成シーズンがやって参りましたね。

神奈川や埼玉の学校を受験される方は来週には提出される方もいらっしゃると思います。

 

ミセスサリヴァンでは受験生の会員さまにできるかぎり願書を見せていただいております。

大手の塾に通っておられる方などは、塾に添削を依頼しているから大丈夫です、と仰る場合

もあるのですが、それでも心配なのです。

なので、拝見して直す必要がなければそのままお返ししますし、私やマネージャーの小井が

軽く手直しさせていただく分には無料です。

ですが、本格的な直しが必要な場合は、ガッチリした手直しをおすすめしております。

 

本来は、会員さまが一生懸命書かれた願書にダメ出しをするということをできればしたくありません。

大手の塾でちゃんと見ていただけるのであれば、それに越したことはありません。

 

なのですが、毎年まいとし、塾でOKをいただいたはずの願書が

「えっ、これを提出されたんですか??」

という残念な内容であるケースが後を絶たないのが現状です。

 

願書は受験されるご家庭と学校の重要なコミュニケーションツールです。

ほとんどの場合面接は、事前に提出した願書をもとに行われます。

 

中学校や高校のある私立学校が

なぜ小学校や幼稚園から生徒を受けいれるのか?

偏差値の高いお子さまであればよいのであれば、中学受験や高校受験で

選抜するほうがずっと効率が良いはずです。

 

ほとんどの場合、

その学校の大切にしていることや

文化やマインドを受け継ぐ存在として、

幼稚園・小学校からの生え抜きの生徒・ご家庭を受け入れているはずです。

 

幼稚園・小学校から高校まで、場合によっては大学までの

(幼稚園年少さんから大学までだと19年!)

長いおつきあいになるご家庭を選ぶための試験が幼稚園・小学校受験です。

 

そう考えると、学校にとってお子さまの考査の成績はもちろんのこと、

願書と面接で知るご両親のお考えやご家庭のもつ雰囲気が

非常に重要なことは言うまでもありません。

 

ですから、願書の作成にはお子さまの考査の対策と同じかそれ以上に

力をそそいでいただく必要があります。

以前にも願書の書き方についてはこのブログで紹介させていただきましたが、

今年はもっとも気になる2点だけをお話しさせていただきます。

 

「どうしてその学校でなければいけないのか、

を具体的に書くこと」

 

→もちろん、その理由はご両親が実際に目て見て、耳で聞いて感じた

体験をもとに書いてください。こういわれた、こう書いてあった、だけでは

弱いです。

 

「絵にかいたモチではなく、等身大のご家族の

温かさが伝わるエピソードを書くこと」

→ 立派なことばかり書くととても薄っぺらく仕上がります。

ご家族の日常生活の片りんが目に浮かぶような、ご家族の中の良さと

ご両親の温かさが伝わるような、具体的で身近なエピソードを書いてください。

 

高倍率の学校であればあるほど、何百通もの願書の中で心にのこる、

目に留まるためにはこの2点を外すことは絶対にできません。

 

大手の教室の添削だと、美しい言葉でそれっぽく書きあがってあればOKを

されているケースが多く、もちろんそれはNGではありません。

ですが、それでは勝てません。

 

学校に対するご両親の

熱いパッションが伝わりません。

 

まだ、提出まで間に合います。

今からでもお書きになった願書をもう一度見直して

上記の2点がしっかりおさえられているかをしっかり確認してくださいませ。

 

ミセスサリヴァンは講師一同、受験さんのご家族を

心から応援しております。

お母様、あなたは一人ではありません。

ご一緒にこの秋に羽ばたきましょう!!