筑波大附属小学校の対策をおすすめする理由

こんにちは!幼児・小学校低学年向け家庭教師派遣のミセスサリヴァン

代表の言水(ゴンスイ)です。

 

今年も国立の小学校の抽選が始まりましたね。

今日は国立の中でも屈指の人気校、筑波大学附属小学校対策について

お話したいと思います。

 

茗荷谷に3校ある国立小学校は

お茶の水女子大学附属小学校

学芸大学附属竹早小学校

筑波大学附属小学校

です。

 

この中のどこの学校を志願するかを皆様お考えに

なると思うのですが、わたしが一番おすすめしたいのは

筑波大学附属小学校の対策をされることです。

その理由は2つあります。

 

1.1次抽選の倍率が圧倒的に低い

 

最初の抽選の倍率は

お茶の水女子大学附属小学校が男子5倍、女子8倍ほど

学芸大学附属竹早小学校が4倍ほど(男女とも)

筑波大学附属小学校が2倍ほど(男女10%ほど違いあり)

年によって多少ばらつきがありますが、

学校によって最初の抽選倍率がかなり違います。

筑波大附属は最初の抽選倍率が低く、

男児48%、女児58%ほどが1次抽選を通過します。

 

圧倒的に最初の抽選倍率が低いイコール

考査を受けられる可能性が高い学校は

筑波大学附属小学校です。

 

 

2.考査の内容がトレーニング向きである

 

お茶の水や竹早の考査のメインは

行動観察や個別考査、親子遊びなどで、

トレーニングで差がつくという性質の内容ではありません。

ですが、筑波大附属の考査は

ペーパー

制作巧緻性

運動

行動観察

がフルコースでしっかり出ます。

そして出題内容には筑波大附属特有の特徴があり、

筑波大附属向けのトレーニングは非常に有効、というより

筑波大附属対策のトレーニングが必須の学校です。

 

トレーニングでいえば、私学の受験をされるお子さまは

早い段階から私学の考査にむけて準備されていますから、

考査内容が私学とリンクする筑波大附属であれば合格できるのでは?

ということになりますが、そうとは限りません。

 

なぜかというと、お子さまの伸びのピークの問題があるからです。

一番伸びた絶頂期は長くは継続できません。

11月初旬に私学の本命校を受験されたとして

筑波大附属の考査はそれから1か月半後の12月下旬です。

そんな長い間、しかも私学の考査を終えたあとで

緊張感をもって筑波大附属の対策までモチベーションを維持

しながらお勉強を継続するのことは本当に難しいのです。

 

逆に国立1本で私学を受験されないお子さま・ご家庭は

考査疲れややりつくした感もなく新鮮な気持ちで対策する

ことが可能なので、考査直前に非常伸びることがあります。

実際に抽選通過後しばらくしてからお問合せをいただき、

それまでなにも準備をされていなかったお子さまが

2週間の家庭教師のトレーニングだけで筑波大附属に合格して

しまうことがあるのです。

 

筑波大附属の考査はもちろんペーパーや巧緻性ができなければ

いけませんが、カンペキにこなせているか?ではなく

お子様の取り組みの姿勢を評価している部分が大きいようで、

合格されたお子さまたちは、

生き生きと前向きな姿勢で取り組みを楽しめる

素直なお子さまらしいお子さまです。

トレーニングを長期間たくさんやっているから

合格する、ということではありません。

ですが、短期間でも筑波大附属の考査に照準をしっかり

あわせて集中力をもってトレーニングされると非常に有効なのです。

 

また、筑波大附属は抽選通過あと考査まで1か月以上の

日にちがありますからその間にどれだけ効率よく

力のつくお取り組みができるか、が勝負です。

 

 

また筑波大附属は月齢別にグループが分かれています。

 

Aグループ 4月・5月・6月・7月生まれ

Bグループ 8月・9月・10月・11月生まれ

Cグループ 12月・1月・2月・3月生まれ

 

上記のどこのグループに入るかによって、

問題の難易度が全く違います。

もしCグループに入るお子さまでしたら、

それまで小学校受験向けのような対策にあまり

触れたことがない場合も、それほど高いハードルを

感じずに問題に取り組むことができることも多いです。

 

また、筑波大附属はペーパーから行動観察まで

幅広くバランスよく考査で問われますから、

筑波大附属を視野に入れて対策をしていたけれど

学芸大附属やお茶の水に合格したというお子さまも

毎年いらっしゃいます。

 

いままで毎年生徒さんたちが筑波大附属に合格されてきましたが、

入学されたお子さまたちはとても楽しそうに学校に通っていらっしゃいます。

運動会にもお祭りにも全力投球、文武両道の生活です。

前後の抽選と考査を含めると本当に倍率が高いのですが、

必ず、毎年、合格される生徒さんがいます。

まずは出願すること、そして集中力をもってトレーニングすること、

それが筑波大学附属小学校合格へのドアを開いてくれると思います。