新年長さん、今から8か月が大切です!

 

こんにちは!幼児・小学校低学年向け家庭教師派遣のミセスサリヴァン

代表の言水(ゴンスイ)です。

 

いよいよ3月ですね!

小学校受験の世界では11月からが年度変わりの新学期ですが、

11月開始のレッスンのご希望はもちろん、やっぱり4月開始の

レッスンのご希望をこの時期たくさんいただいております。

 

11月から新年中さん・新年長さんの体験レッスンをたくさん

ご依頼いただいており、先日も

「まだ新年長さんのレッスン枠空いてますか?」

とお問合せをいただきました。

 

実は、新年長さんのレッスン、ご案内可能です。

(ご希望の内容・曜日時間・お住まいの場所にもよりますが)

なぜかというと、サリヴァンのレッスンは小学校受験

幼稚園受験の対策を目的に開始していただくことが多いのですが、

受験終了あとも就学準備や就園準備で継続のご希望をいただく

ことも多いのです。

そうなると11月の小学校受験・幼稚園受験終了のタイミングで

先生のレッスン枠に空きがでず、3月末のタイミングで空きが出る、

ということになります。

 

先週も、レッスン枠が1月からすべて埋まっていた先生に

ダメもとで新規のご相談をしてみたところ、

4月からなら可能ですと言われ、3月の入れ替わり

シーズンが近いということを思い出しました。

 

新年長さんでお困りの方がいらしたら、お気軽に

お問合せくださいませ。

今からなら、ご希望の学校にもよりますが、

秋の小学校受験に間に合う可能性が高まります。

 

小学校受験に向けてのスケジュールは基本、

下記のように進捗していくことが多いです。

(昨今、進度がとても速くかつ難易度の高い

スパルタ系の塾が人気なので、その場合はもっと

早いペースで進捗しますが)

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4月~6月  難関単元の履修が完了

6月末    ほぼすべての分野の基礎的履修が完了

7月     応用問題学習

8月     過去問学習・志望校対策

9月~10月 考査に向けて総仕上げ

**********************

4月からは、どの塾でも難関単元の学習が始まります。

すでに四方観察や回転、シーソーなどの分野の学習が

スタートしていると思います。

難関分野は概念を理解することの難しい分野で、

多くは「推理図形」のカテゴリーに分類されます。

そして昨今、推理図形の難関分野というのは

とにかくいろいろな学校で頻繁に出題されており、

出来ない場合、倍率の高い小学校に合格することは

難しくなります。

ですので、これらの難関分野の対策はしっかりと

やる必要があります。

 

なのですが、これらの分野に一生懸命に取り組みながらも

夏までに絶対にやらなくてはならないのが

「基礎固め」

「基本巧緻性のトレーニング」

です。

 

塾で難しい分野が出てくると、そこに気を取られ、

復習テストに向けてその部分を強化しておきたいと

お考えになるのが普通だと思います。

なのですが、そこだけにフォーカスしすぎてしまうと

基礎力強化や基本巧緻性のトレーニングがおろそかに

なってしまうことがあります。

 

学校にもよりますが、難問が出題される割合は

非常に倍率の高い人気校でも出題全体の何割かです。

極端な話、難問を捨ててもそれ以外の

ベーシックな問題を完璧に正解できているお子様の方が、

難問がとれていても全体的に点を落としてしまっている

お子さまよりも結果として良い成績がとれてしまう、

ということになります。

 

また、基礎がゆるいと応用を積むことが難しくなりますので、

あいまいな概念習得のまますすめてしまうと、

夏以降の応用問題が始まるタイミングで理解が追い付かず

迷子になってしまうことがよくあります。

わりと成績がとれているお子さまが夏以降くずれる

ケースでいちばん多いのは基礎がゆるかったケースです。

夏まではバランスよく、その上になんでも積むことが

できるように基礎固めをしっかりやっていく必要があります。

 

また、新しい概念(とくに難しい概念)をどんどん入れていく

うちに必ずおこるのは

「前にやった分野を忘れる」

という事態です。

前にやって、理解していたはずの、しかも簡単な分野が

できなくなってしまうという状況が発生すると

お母さまがパニックになられることがあります。

ですが、たくさんの引き出しにものをしまえば

どこに入れたかわからなくなるのはよくあることです。

焦らず騒がず、間違ってもお子様を叱らず、

ちょっと巻き戻しをして取り組んで思い出してもらえば

全く問題のない事象です。

 

また、基本巧緻性についても、今からしっかりやりたいのは

その習得に時間がかかるからです。

サリヴァンで巧緻性キットという巧緻性の習得教材を

開発したときに、作りながら私たちが感じたのは

「巧緻性ってこんなに幅があるんだ」

ということでした。

〇はさみ

〇のり

〇セロテープ

〇ひも

(ひも通し、さまざまな結び、等分、みつあみ)

〇運筆

(なぞる・模写する・基本図形を描く、点をむすぶ)

〇クーピー

〇ちぎり

〇モール

〇わつなぎ

〇ビーズ

などなど、やるべきことがたくさんあるので

習得に時間がかかります。

また、基本巧緻性がしっかりしていると

制作や絵画でつくる作品の仕上がりが

本当に違ってきます。

雑な作業ではしっかりした作品が仕上がりにくいのです。

 

なお、

「基礎固め」

「基本巧緻性のトレーニング」

をすすめながら意識してほしいことが

「聞き取り力の強化」

「確実に加点できる答案を作る力をつける」

です。

そうすると模擬試験で確実に得点できるようになり、

おのずと順位が上がってきます。

 

なお、現在はコロナウイルスの影響で

学校の情報を得ることが本当に難しくなっていると

感じております。

各学校が早いペースでオンラインの説明会などを

開催していますが、実際に学校に足を運ばれたり

在校生さんにお会いしたりして、学校の雰囲気を

直に感じるということが難しいのです。

 

小学校受験ではペーパー考査のある学校の場合、

点数がとれることは必要ですが、それだけで

合格できるわけではありません。

そのご家庭とお子さまが学校に合っているかが

非常に重要な合否の判断基準になります。

学校がどんなお子さま・ご家庭を望んでいるのかを

理解して対策してゆかないと、合格をいただくことが

難しいのです。

どんなお子さま・ご家庭が好まれるのかは

学校によって違います。

ですので、フィットする学校を選ぶこと、

また、高倍率の学校を第1希望にする場合、

併願校の選び方も非常に重要です。

 

11月の考査まであと8か月になりました。

10月校を本命にされる場合は7か月です。

小学校受験本番までの貴重な時間を、一日いちにち大切に

していただければと存じます。

 

もし現段階で伸び悩んでおられたり、学校選びで

迷っておられたり、お手伝いが必要な場合は

お気軽にお問合せください。

今から方向修正できると、夏になって慌てずに済みます。

お電話またはZOOMでの無料カウンセリングも行っております。

 

電話 03-5615-8966

メール info@for-of-to.net

 

お困りだったりお悩みだったりされている

お母さまにこのメッセージが届きますように。