小学校受験 合格できる志望校選びのコツ①



こんにちは!幼児・小学校低学年向け家庭教師派遣のミセスサリヴァン

代表の言水(ゴンスイ)です。



いよいよ新学期の受験シーズンが到来しました。ミセスサリヴァンでは

毎日体験レッスンとカウンセリングをさせていただいております。

小学校受験を目指しておられる保護者さまといろいろお話しさせて

いただく中で、最近とくにお話ししたいことが

「どの学校を志望校や

併願校にすると合格しやすいか」

です。



たとえばですが

「どの学校が良いですか?」

というご質問をいただくことも良くあるのですが、この質問は

お答えするのがなかなか難しいです。

なぜかというと「どの学校が良い学校なのか?」はご家庭と

お子さまによって全く違うからです。

ある会員さまは入学されたその学校が大好きで、またある

会員さまはその学校がフィットしないと悩まれ、お辞めに

なるということがあります。


お子さまによってもご家庭によってもフィットする小学校は

違いますから、そこはご両親がご家庭の教育方針とお子さまの

特性をよく考えてご判断されるとよろしいかと存じます。

( もちろん、それぞれの学校が好むお子様ご家庭のタイプなどに

ついてはご希望があれば喜んでお話しさせていただきます)



ただ、ご志望校および併願校のラインナップについて、

〇この組み合わせの方がいい

〇この方がご志望校の合格できる可能性が高まる

というようなアドバイスはさせていただきたいと考えております。

でないと、せっかくお子さまとご両親が一生懸命取り組まれた結果が

不合格になってしまうリスクが高まるからです。


小学校受験で必ず志望校群のいずれかに合格したい、そう考えた場合に

ぜひ考慮していただきたいの4点です。


1.できるだけ考査のタイプ(傾向)が同じ学校を受験すること

たとえば学習院初等科、立教小学校、成城学園初等学校、( 青山学院初等部 )

これらの4校はペーパー校ではなく「個別考査校」と言われております。

多くの小学校がペーパーと言われるプリントを解く方式の考査を行う中で

テスターが前について質問する、対面での考査の方式をとっております。

※青山学院初等部にカッコをつけたのはここ2年間考査がペーパーに

変わったからです。ただ、いつまた個別考査の方式に戻るかがわかり

ませんから、本気で青山に合格しようと思っておられる方であれば

個別考査の対策もされると思います。



対面考査の学校を受験されるのであれば年長の春まではペーパー校を

受験される方と同じく、ペーパーに取り組む必要がありますが、

少なくとも夏以降は、テスターが前に就く個別考査のための

トレーニングが必要になります。

こういった個別考査校の対策と、成蹊小学校 や 暁星小学校、立教女学院小学校、

白百合学園のようなペーパー難関校の対策を並行して行うことは、お子さまに

とってもご家庭にとっても なかなか負担が大きくなり、どちらかに比重を置く

必要に迫られるケースが多くなります。



考査のタイプをそろえて負担を軽減するという意味では、複数の女子校を

併願するというのはよい作戦だと思います。女子校はペーパーの考査がある

(比重は学校によって違いますが)ことが多く、巧緻性が問われ、立教女学院を

除くと本格的な体操は必要なく、複数校のご準備を兼ねながら対策していく

ことが少なくとも年長春までは可能だからです。


また、体操や美術にどれくらい時間とエネルギーを割く必要があるか、

ここも大きなポイントです。慶應義塾幼稚舎や、慶應義塾横浜初等部、

早稲田実業初等科は本気の体育と本気の美術が必要となるため、志望校群の

中にこの3校が含まれている場合、やるべき対策の量がかなり多くなります。

逆にこの3校を外すと、負担は減ります。


ご志望校は1校ということは普通ないですから、ご志望校群を選ばれる際には

考査の日程はもちろん、タイプをチェックされることをお勧めします。




4つのうちの1つを書いたところで長くなってしまったので、続きは

パート2にてお伝えさせていただきますね。