小学校受験 カウンセリング祭り開催中です

こんにちは!幼児・小学校低学年向け家庭教師派遣のミセスサリヴァン

代表の言水(ゴンスイ)です。

今年の小学校受験が終わりました。今年サリヴァンで小学校受験をされた

会員さまは出口調査にご協力をいただき、本当に本当にありがとうございます!

かなりディテールまで記入していだく内容で、回答されるのが大変だったと

思うのですが、皆様大変快く調査票を書いて下さり、いまその調査票を読ませて

いただくことが何より楽しく、勉強になる時間となっております。

小学校受験に携わらせていただいて16年ですが、実際に考査を受けられ、

合格された方からの情報はやはり非常に説得力があり、合格された方の

傾向を分析すると、なるほど!!と思うのことばかりです。

いわゆる巷でよく聞くような学校の都市伝説的なイメージと

実際の合格者の傾向が全く違う、ということもよくあるので、

サリヴァンでは実際に受験されて合格された会員さまのデータや

情報だけを指針にアドバイスをさせていただいております。

今年いただいた貴重な情報は来年以降の受験生さんたちのために

大切に活用させていただきます。





現在、来年度以降の受験生さんからの体験レッスンの

お申込み対応とカウンセリングを毎日行っております。

オンラインの場合も対面の場合もあるのですが、ほぼ毎日、朝9時から夕方まで

小学校受験(幼稚園受験のご希望もございますが)を目指しておられるご父兄と

お話しさせていただいております。

とくにこの秋に新年長さんになられ、来年の秋に小学校受験をされるご家庭は

考査まで1年を切っておりますので、志望校選びと考査までの準備の

方針を決めるお手伝いには気合が入ります。





毎日お話ししている中で、私たちサリヴァンの家庭教師が

一番大切に考えていることは

「必ずどこかの小学校に合格していただくこと」

これに尽きるかもしれません。




前述の出口調査を読んでいてつくづく感じるのは

難関校であればあるほど、ふんわりなんとなくの対策だと

どんなにペーパーができても合格できないことが多々ある、

という点です。それぞれの学校にフィットした対策を

取らなければ、倍率の高い学校にご縁をいただくことは

難しいのです。

もちろん、志望校が1校のみ、ということは普通ないですから

第一志望が決まっている場合は併願校を第一志望校との

バランスをみながら選んでいく、必要があります。

学校によって考査の方向性が違いますから、第一志望校と

併願校の考査のタイプが違えば違うほど、準備のご負担が

大きくなります。ですから、それぞれの学校の考査の方向性と

難易度(ようするに倍率)を見ながら、ご志望校を選び

またそのための準備の方向性を決めていく必要があります。




ここで勇気を出して正直に申し上げると、ご志望校群に

〇慶應義塾幼稚舎

〇慶應義塾横浜初等部

〇早稲田実業初等部

この3校が含まれている場合、小学校に受験に必要な

ご努力の量が他の学校を志願される場合よりも明らかに増加します。

倍率がとても高いということはもちろんなのですが、

倍率だけで考えれば、東京農業大学附属稲花小学校や

東洋英和女学院も高倍率です。

ここでわざわざ学校名を挙げて準備が大変になると書いた

幼稚舎、横浜初等部、早稲田の3校が他の学校と違う点は、

他の学校ではそこまで必要にならない、本気の絵画制作と

体育が必要だという点です。

また、ご存知の方も多いと思いますが、幼稚舎はペーパーがなく、

横浜初等部と早稲田のペーパーは難しい問題は出ません。

ですがペーパーのできないお子さまは通らないのです。



ですので「必ずどこかの小学校に合格していただく」ポリシーの

ミセスサリヴァンとしては、この3校を志願される場合、

併願校の対策をいかに効率よくこなしていただくか、

そこに尽きると考えております。たとえばですがコロナ禍で

オンラインで授業が受けられる小学校受験塾もあり、

早慶を受験された会員様の中には、オンライン塾の申し込みを

され、テキストだけ入手してオンライン授業は一度も受講されず、

サリヴァンの講師にそのテキストを任せて併願校に合格した、

という方もいらっしゃいました。




「併願校」と書きましたが、併願校も難関校である場合、

その学校を第一志望にしてご努力を重ねてこられたご家庭も

多く、まちがっても塾の偏差値がトップではないまでも

60を超えているからといって、早慶はむずかしいけれど

その次のクラスの小学校であれば合格するということはありません。




現に今年の出口調査で難関校に合格された会員さまにうかがった

「やってよかったと思う小学校受験準備」の欄に

ほとんどの方が「学校別の対策」と書いておられるのです。

新年長初期であればまずは基礎固めが必要ですから総合的な

お勉強をおすすめしますが、受験期後半は志望校に

あわせた対策を必ずしてくださいませ。




さらに申し上げにくいことを1点申し上げると、

今通っておられるお教室は、ご志望校に特化していますか?

それぞれの塾には得意な学校が決まっております。

大手塾の場合も、それぞれの教室に「担当校」があります。

たとえばですが、所属しておられるお教室にご志望校についての

アドバイスを伺う際に、その教室の先生が担当校以外の

学校の情報をお持ちではない、ということはよくあります。

そうすると、その教室の担当校のいずれかを、

すすめられてしまうことも多いのです。

正直に申し上げると、特に女の子さんに

幼稚舎や早稲田を薦めるというのは、私ども家庭教師に

とってはとてもとても勇気のいるアドバイスです。

非常に倍率が高く、やるべきことがもりだくさんかつ

女児は男児の半分しか定員がないからです。

もちろん何が何でも幼稚舎や早稲田を目指しておられる、

というケースの場合は、そのリスクをご説明した上で

全力でお手伝いさせていただき、現に今年も合格されています。

いずれにしても幼稚舎や早稲田に合格されるお子さまは

その学校1校だけに合格されるということはありませんから、

私どもが絶対に必要だとお勧めする併願校にもちゃんと合格

されるのです。

ですが、これらの学校に合格されるには、並々ならぬ

覚悟とご努力が必要です。





もしご志望校で迷っておらる方で、ご相談できる方が

身近にいらっしゃらない場合は、いちどサリヴァンに

ご相談いただけましたらと存じます。

カウンセリングをお受けいただいたご縁でレッスンのご希望を

いただく場合も多いのですが、私からはうちのレッスンをおすすめ

するということは基本的にありません。

入会してほしいからカウンセリングをしているわけではなく、

小学校受験されるお子さまたちを応援したいからしているのです。

ご志望校の選び方やご準備の方向性の間違いで合格できなかった、

そういうご家庭を1軒でも減らしたいと本気で思っております。






「必ずどこかの小学校に合格していただく」

この方針はご両親のためではなく、お子さまのためです。

5歳のお子さまでも、ご自分が小学校の考査を受ける、

そのために努力をしているという認識をもって考査に臨まれます。

頑張ったお子さまに、「がんばったら素敵な小学校から

招待状をもらえた!!」とう成功体験を、必ずしてほしいのです。

「がんばったのにダメだった」という悲しい思いで小学校受験を

終えてほしくないのです。

もちろん第一志望校でなければ公立の小学区に進学する方針を

持たれてる保護者さまもいらっしゃり、それも良いと思います。

ですが行っても行かなくても、努力した結果として合格した、

そういう経験を小学校受験に挑まれるすべてにお子さまに

していただきたいと私どもは願っております。