人気講師が教える小学校受験必須のマナー・マーク・標識

 

こんにちは。サリヴァン講師の仙石です。

今回は、マナーマーク標識について

お話させていただきます。

 

先週は、10連休でお出かけしたお話を色々な

生徒さんから聞きました。

「ライオンキング」を観たお子様、キャンプに行った

お子様。ひいおばあちゃまに会いに行ったお子様、、、。

どんな乗り物に乗って誰と行って、どんなことがあったか、

どんな気持ちになったか等、みんな生き生きと話してくれました。

 

私も連休中に観劇を楽しみましたが、幼稚園児さんと思われる

お子様が何人かご家族で観劇している様子を見かけました。

どのお子様も静かにじっと座って観劇していて、感心しました。

何回か観劇を楽しんで自然と観劇マナーが身に付いたのだと思います。

 

マナーといえば、連休中にこんなこともありました。

混んでいる電車で、年中さんくらいの男の子がピョンピョン跳ねて、

「まだなの、まだなの、早く〇〇(遊園地名)に行きたいよ!」

と大きな声で言いました。

すると、側にいたお母様が後ろからぎゅっと男の子を抱きしめて、

「早く〇〇(遊園地名)に行きたいねー、お母さんも

〇〇(男の子のお名前)と同じ気持ちでピョンピョンしたいけど、

おなかのなかでピョンピョンしているよ。あともう少しだから

おなかのなかでピョンピョンして一緒に待とうね」

と言いました。

傍らで聞いていて、とてもあたたかい気持ちになりました。

 

お子様を優しく抱きしめて動きをさりげなく抑え、お子様の

気持ちを受け止めつつ「じっとして待ちましょう」と伝えています、

素晴らしいですね。

 

「じっとしていなさい!」と制止するだけでは、ワクワクして

ついピョンピョンしてしまった男の子が、気持ちを受け止めて

もらえなかったと感じてしまいますし、

「まだだね、早く行きたいね」と言うだけでは、男の子は

これからもどこでもその時の気持ち優先で行動してしまいます。

 

ご家族でお出かけされる時はお荷物も多くなりますから

車での移動が便利ですが、時々は公共交通機関を利用して

お出かけを楽しんでいただけましたらと思います。

お子様がマナーを少しずつ身につけていける良い経験となります。

 

小学校受験の試験問題に、電車内の様子や駅のホームの様子が

描かれている絵の中で

「正しくないことをしているひとに〇(または×)をつけましょう」

というものがあります。

 

ご家庭でこのような問題を解答させる場合は、絵を見て

「この人のしていることは正しくない」

と〇(または×)をつけさせるだけではなく、

「どうしてその人がしていることが正しくないのか」

「その場にいる人はどんな気持ちになるのか」

ということを親子で話し合ってみてくださいませ。

 

マナーとは、その場にいる皆が気持ちよく

(いやな気持にならないように)すごせるよう

行動することです。

自分の気持ちだけで行動するのではなく

「他人の気持ち」「も」

考えて行動することです。

勿論、すぐにできなくてもいいのです。

何回か経験して身についていくものです、少しずつ経験して

学ばれていかれましたらと思います。

また、お出かけすると駅や公共施設で色々なマークや

標識等が目に入りますから、マークや標識等を知り

学ぶこともできますね。

 

点字ブロックや

 

 

点字の案内板

 

 

非常口等

 

この「マーク」や「標識」等も小学校受験の問題で

「これは何のマークですか?どんなものですか?」

と問われることがあります。

 

楽しく学べる教材がありますので、ご紹介します。

学研「マークのかるた」。

 

マークや標識が絵札になっているのですが、

 

絵札の裏にわかりやすい説明が書いてあります。

 

どんな場所にあるか一覧になっているリストも入っています。

 

また、盲導犬について写真でわかりやすく書いてある

絵本がありますのでご紹介します。

 

福音館書店「もうどうけんドリーナ」

 

電車の中で盲導犬をみかけることもあると思います。

絵本を読み終わったらご家族で感想を

話し合われてもいいですね。

ミセスサリヴァンでは、今月のお取組みで

「社会常識」「標識の理解」について学んでいただく予定です。