【小学校受験】年長春から準備を始めるご家庭に必要なのは




こんにちは!小学校受験・知育レッスン家庭教師派遣のミセスサリヴァン言水です。

今日はこれから小学校受験のご準備をお始めになるご家庭に向けて

ブログを書かせていただきます。

また、もし現在通塾を開始されているけれども、模擬試験の成績が振るわない

という場合にも参考にしていただけたらと思います。




考査本番の10月~12月まであと残すところ6ヵ月~8か月となった現在、

これから小学校受験のご準備を始めるご家庭もあると思います。

「今からでも間に合うのでしょうか?」

というご質問をよくいただくのですが、結論から書いてしまうと

間に合うかどうかは

〇どの学校を受験されるのか?

〇これからどんな準備をされるか?

にかかっております。

要するに、これらの2つの方向性が正しければ

「間に合います。」



昨年度も年長春から対策を開始( または全く振るわない

状況からスタート)されて第一志望の学校に合格された

会員さまがたくさんいらっしゃいました。




年長春の今、もしこの段階で小学校受験をおきめになった場合に

やっていただきたいことをお伝えします。



1.春の学校説明会に参加すること

多くの小学校の説明会は大きく分けると「春」と「秋」に開催されます。

その学校を受験される場合、説明会参加は必須となります。

面接時に「学校にいらしたことがありますか?」と聞かれ

「ありません」と答えた場合、間違いなく不利になります。

受験生さんの場合、この春の説明会に参加できなかった場合、

次のチャンスは考査直前の秋の説明会になってしまいます。

通常秋の説明会は、受験することが決まった学校にのみに参加して

そこで得た情報や感じたことを願書の仕上げに追加する、

という流れになります。

とりあえず小学校受験をお決めになったのであれば

ご興味をお持ちの学校の説明会に参加しましょう。

ちなみに、なんとなく参加、はダメです。

その学校のHPを隅々までチェックして(附属校であれば

中・高・大のHPもチェックします)予習をし、

説明会では気が付いたことを何でもメモしましょう。




2.ご志望校の正しい情報収集をしましょう

先ほど学校説明会に参加しましょうと書きましたが、

ここでいう「ご志望校の正しい情報」は説明会で

学校側が発信して下さる情報ではありません。

今から絶対に収集しなくてはならない情報は

「ご志望の学校に合格するために

何をどれくらいできるようになれば良いのか」

という合格するための具体的な情報です。



これをしないで受験準備に突入してしまうと、

途中で「こんなはずじゃなかった」

「こんなに大変なら他の学校にすればよかった」

となってしまったり、ご準備の方向性が違ったか

またはご準備が足りなかったせいで合格できない、

という結末を迎えてしまう可能性が高まります。

考査まであと半年の今、小学校受験に挑まれるのであれば

その学校への合格に至るまでに必要なプロセスを

まず先に把握するべきです。



山に登る時には、その山の高さや登頂の難易度、

必要な訓練や装備などをしっかり整えてから挑むはずです。

小学校受験という山も、登頂成功=合格に至るまでに

必要なことを、とくに後半年で本番を迎える場合、

事前に調べておくべきです。



なお、これを誰に聞くのか、というと

ご志望の学校に詳しい方か、または小学校受験の

専門家に聞きましょう。

ちなみにお教室によっては、お月謝をいただく生徒さんを

少しでも増やそうという方針で、あり得ない学校を

おすすめする塾が、残念ながら複数存在します。

厳しめのアドバイスや耳に痛いアドバイスをしてくださる方は

むしろ親切で親身になってくれていると思われる方が

賢明だと私は思います。




3.ご志望校合わせて効率よく準備しましょう



ご志望の学校が決まったら、準備を開始しましょう。

この段階でご志望校がはっきりは決まってなくても、

まずは準備を開始する必要があります。


通常、受験塾のカリキュラムは一番遅くて

新年長の11月スタート、3月後半から6月末までに

難関分野の履修を終えて、7月からは復習と応用問題、

過去問に入ります。

早い塾だとなんと1年前にほぼすべての分野履修が

終わっているところもあります。




年長春の今、要するに受験塾の分野履修は

ほぼ終盤に入ってしまっているのです。

なので、本来なら半年前の11月からやっていた

はずの6か月分の学習をこれから積む必要があるのです。

今までの分を積みながら、今の塾のペースに追いつくかどうかは

いかにお子さまの現状とご志望校に合わせて

いかに効率よく無駄のない内容で

対策ができるか、これに尽きます。

もう回り道をしている時間はないからです。




そしてそもそも、人気の塾はお席が埋まってしまって

入塾できないというケースが多々あります。

その場合はキャンセル待ちを入れて、空くのを

待ちながらご自宅で着々とご準備しましょう。



もちろん、塾選びは慎重になさってください。

今から入室される場合、もう転塾はできませんから

必ずご志望校の「学校別講座」が設定されている

お教室を選びましょう。





なお、保護者さまがお子さまにうまく教える自信が

ないという場合には、集団塾に行くにしても行かないにしても

個別指導や家庭教師を利用されることを、

今からの受験準備または今から本腰を入れてテコ入れが必要、

という場合にはお勧めします。

集団塾ではお子さまが今まで履修できていない

(または理解していない)部分をフォローしてくれないからです。




もちろん、秋の考査までには集団塾でご志望校を

目指しておられるお子様たちと並ぶことが必要ですが、

この時期からは塾の履修分野の難易度も上がるため、

皆さんお勉強を頑張るようになります。

そこに、現在基礎ができていない状況で立ち向かうのであれば

抜けている部分と基礎を個別にガッチリ強化して

キャッチアップする必要があります。




今は4月です。

ですが、今から基礎をガッチリ作ることができれば、

秋の考査に間に合います。