こんにちは!小学校受験家庭教師派遣のミセスサリヴァン
代表の言水です。
サリヴァンの先生と話していて、これはぜひ今月中に
ブログをを読んでくださっている方にお知らせしたいと思い
忘れない内に書きます。
1年の始まりの1月の今から、小学校受験をされる新年長さん
(もちろんできれば新年中さんも)にぜひ開始していただきたい
取り組みがあります。
それは何かというと、カレンダー作りです。
なんだ、ただのカレンダー?
と思われる保護者さまもいらっしゃると思います。
新年長さんになってお教室でのペーパーの難易度とスピードが
上がっている今、なぜわざわざカレンダーを?
と思われる保護者さまも多いかも知れません。
ですがあえてミセスサリヴァンの言水はカレンダー作りを
お薦めします。
わたしがお薦めするカレンダーは、こういう感じのものです。

画用紙1枚を縦に使って、下の部分がカレンダーです。
カレンダーには数字を書きます。
上のマルには何月かの数字を入れます。
1月であれば「1」ですね。
そして上半分の部分に、1月を表現するものを
絵でも、折り紙でも、貼り絵でも、表現します。
そしてこの取り組みには必ず守っていただきたい
ポイントがあります。
1つ目のポイントは
「必ず毎月作ること」
です。
カレンダーですから、1月だけあってもダメですよね。
毎月つくってください。
毎月継続して作っていただきたいので、今回のテーマを
「1月の今から受験生さんにぜひやってほしいこと」
と書かせていただきました。
そして2つ目のポイントは
「お子さまと一緒につくること」
これが大切です。
なぜ一緒に作ることがポイントかというと、カレンダー作りは
日にちや曜日を理解することがメインの目的ではなく
お子さまの知識を深めて会話を豊かにする
これが重要な目的だからです。
「今月は1月ね。1月はどんな行事があったかな?」
「お正月に食べたお料理はなんていう名前だっけ?」
「凧あげが楽しかった?じゃあ凧あげを絵にしてみる?
折り紙で凧を折って貼りたい?それは良いアイディアね」
「お母さんが子どもの頃はふくわらいが好きだったのよ。
やったことない?じゃあ今度の日曜日一緒にやってみましょうか?」
「冬休みはいつまでだっけ?始業式はいつだった?」
「1月って何日まであるのかな?」
「おばあちゃまのお誕生日は1月の何日だか覚えている?」
この取り組みでは、お子さまが小学校受験のために
言わされている、覚えさせられている、という感覚を感じずに
楽しくこういう会話のキャッチボールができることが
私がお薦めしたい一番の理由です。
こういう会話をしながらでなければ出来上がりません。
夏休み頃から本当に増えるのが
「質疑応答が苦手」
「自分の考えで語ることが苦手」
「会話力が足りない」
というご相談なのですが、こういう力は
突然は身につきません。
どうやったら身につくかというと、
今から豊かな会話をすることの積み重ねで身につきます。
またもちろん、毎月テーマを決めて絵や折り紙や
貼り絵に取り組みますから、巧緻性も上達します。
最初のカレンダーと最後のカレンダーを見比べると
お子さまの成長が本当によくわかります。
日にちの数字の部分を書き入れるのも最初は時間が
かかりますが、要領よくスピーディーにできるようになります。
新年長さんであれば10枚目(10月分)のカレンダーを
作り終え小学校受験本番を迎える頃には
〇 曜日の感覚
〇 日にち特有の言い回し ( ついたち、ふつか、など )
〇 1か月の中の初旬・中旬・下旬の感覚
〇 その月の行事や風物・食べ物・植物
〇 1か月の時間の感覚(〇〇日にはここに行く、など)
これらがお子さまに身についているはずです。
それがどんなにお子さまの感性と会話を豊かにするかは
実際にやった方だけ感じることができます。
いま新年長さんであれば、今年の最後12月のカレンダーを
作る頃には、私立の小学校受験が終了し、国立小学校の考査を
残すのみとなっていると思います。
すべての考査が終わってから、1年間の頑張りと成長を振り返りながら
12月のカレンダーを作っても良いですね。
ぜひ楽しみながらこれからの1月ひとつきを大切に
味わうようにカレンダーを作ってみてください。
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