早稲田実業初等部の合否を分けている要因|小学校受験家庭教師 ミセスサリヴァン




こんにちは! 小学校受験家庭教師のミセスサリヴァン代表の言水(ゴンスイ)です。

慶應義塾横浜初等部の考査が終わり、今年の小学校受験もあとは筑波の考査を

残すのみとなりました。




今年の早稲田実業初等部に合格された会員さまと、担当の先生からの

ヒアリングを経て、つくづく感じたのは

早稲田の合否を分けているのは

お子様のペーパー力ではない

ということです。




今年の早稲田のペーパーは

⚫︎お話の記憶

⚫︎計数

⚫︎数の組み合わせ 

⚫︎ 折り紙を開くとどうなるか

⚫︎図形の組み合わせ 

などが出題されたようです。

(グループによって内容が違います)

これらは問題の難易度が高いということもなく

受験準備をされているお子さまであれば

正解することは難しくないと思われる難易度です。



難しいなと思ったのは、条件画のテーマです。

たとえば男児のグループの1つでは

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画用紙の右端に椅子の絵が描いてある。

長方形、涙型、半円(上半分)の形を使って

「自分が楽しんでいるところ」を描く

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というテーマが出題されています。



これはなんとなく条件に当てはめて絵が描けた、ではダメです。


合格されたお子さまは

● 日頃の体験の中からテーマに合うエピソードを選ぶ

● それぞれの形にうまく当てはめて描く

● 描いた内容について質問されて自分のことばで説明する

これをクリアしていることはもちろん

●エピソードに個性があって魅力的である

これが最大のポイントだと感じました。




早稲田の考査で力を発揮するには

お子さまにしっかり身についている豊かな体験と

それをすぐ絵画に落とし込む瞬発力と説明力が

必須なのです。

そして、そもそも

エピソードを表現する画力

がなければ話にならない

ということになります。





合格者の見事に全員が、絵画の対策を早めにしっかり

行っておられたお子さまでした。




もともと慶應は美術が必須と言われておりますが

(幼稚舎はペーパーがなく、横浜初等部も1次試験通過後、

2次試験は美術と体育の考査です)

早稲田も美術、特に絵が必須だということを改めて感じた

今年の考査でした。

この絵画+お尋ねの内容を聞き取って、これはうまくいったな、

と思ったお子さまは、ペーパーが得意ではなくても

(というかむしろ不得意)見事合格されていました。






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