成蹊小学校に合格するには



こんにちは!幼児・小学校低学年向け家庭教師派遣

ミセスサリヴァンの言水です。






6月になりましたね!

今年の受験生さんのご家庭ではそろそろご志望校のラインナップが

固まった頃かと思います。

来年の受験生さんのご家庭でも、最近はお教室の学校別クラスの

申し込みタイミングが早まっていますので、11月スタートの

新年長クラスの申し込みを終えられたご家庭も多いかと思います。

お教室の講座選びのコツは

1.お子さまの状況とご志望校にあった講座を取ること

2.復習がしっかりできるボリュームで(要するに多すぎないように)

  講座を取ること

この2つです。

これが絶対です。

講座選びに迷われたらぜひご相談くださいませ。






ご志望校については、迷われる保護者さまが多いと思います。

どの学校を受験するべきかのご相談を本当によくいただくのですが

ご志望校群のラインナップによって、お薦めする学校がかなり変わります。





そんな中でも暁星小学校と成蹊小学校は、

受験をお勧めさせていただくことが多い学校です。

その理由は

やるべきことがクリア

かつ

力がつけば合格できる可能性が高い

からです。

昨年度も、この2校にたくさんの会員さまが合格されました。

年長さんのちょうど今時期に、成績が振るわないと駆け込んでこられた

ご家庭も、そこから力を伸ばして合格されています。

もし現段階で成績不振に悩んでおられる場合も、

今からテコ入れすれば大丈夫です!これからです!






今日は成蹊小学校についてお伝えしますね。

成蹊小学校は創立110年の歴史と伝統のある学校で

緑豊かな武蔵野の風景と開放感のあるキャンパスや

伸び伸びとおおらかな校風が魅力的です。

考査では縁故やご寄付は関係なく、お子さまの実力が

尊重されます。






考査は2日間あり、

1日目:ペーパー+集団テスト

2日目:集団テスト+運動テスト、保護者面接

上記の内容で実施されています。


ペーパーでは

〇長いお話の記憶

〇推理思考2枚(図形・構成・観察力・数量・条件迷路など)

上記の内容が出題されています。



難易度が高いことで有名な成蹊小学校のペーパーで

お子様の何を見られているか?というと

★長文のお話の記憶や2枚10問の推理思考に向き合う粘り強さ

★問題の意味屋条件を把握して諦めずに考える力

★細かい部分まで聞き取る、細かいところまでしっかり見る力

★先入観を持たずに指示を正しく理解する力



こういう力が見られていると思われます。







また成蹊の考査は2018年に転換が見られます。

1.ペーパーの転換

男子の推理思考に数量が登場した。

その後も順列、マジックボックス、条件迷路、パズルなどが出るようになった。

一方女子は難易度の高い図形の問題が維持されている。






2.集団テストの転換

以前は約束事や手順をお友達と相談して決め、作った作品で遊んだり

発表したりする課題が多かったが、2018年以降はリズムを含む

身体表現や集団ゲームなど行われている。



3.生活習慣課題の転換

2018年まで毎年出題されていた箸使いの課題が出なくなり

2019年は筆ペンでの運筆、2021年2022年には紐通しを含む制作、

2023年は道具箱への片付けや線に沿って切る・折る作業の課題

が出題されている。







成蹊小学校の合格のカギは

難易度の高い推理思考の問題を

どれだけ解きこなすことが出来るか


まずはこれです。

お話の記憶も他の学校に比べると長いですが、

幼児は記憶についてはトレーニングでクリア

できることが多いです。

長さに慣れ、聞きとるポイントを押さえることが

できれば、長文のお話の記憶もできるようになります。





ただ推理思考の難問は、コツをつかんで

ゲーム感覚で解くことが楽しい!

というようにならないとなかなかお勉強が

進まないと思います。

ただペーパーの枚数を沢山こなすのではなく、

お子さまに自分の頭で考える経験をたくさん積んでもらい、

頭の中の推理思考の回路を開くいてあげてください。

ご両親も一緒に成蹊の推理思考の問題に

取り組んでみられるのも良いと思います。

(大人がやっても難しいです)





今現在、その問題が解けるか?よりは

その問題にどう取り組むお子さまか?が大切です。

もちろん、最初から過去問レベルの難易度の高い

問題に取り組むのは、お薦めしません。

ちょっと頑張って考えたらわかった!できた!

この体験を積むことでこそお子さまに力がつきますが

考えてもわからないような問題ばかりに取り組むと

力がつく前にうんざりして嫌いになってしまいます。



今はまだ解けない問題が多い、けれど一生懸命工夫して、

自分で考えようとするようなお子さまであれば

この夏どんどん力がついていくはずですし、

成蹊小学校に向くと思います。