小学校受験 練習校受験は必要?





こんにちは!幼児・小学校低学年向け家庭教師派遣のミセスサリヴァン

代表の言水(ゴンスイ)です。

今年もついに小学校受験の本番が始まりました。

都内の小学校の考査は11月からですが、

埼玉県・千葉県・神奈川県の小学校の考査は10月( 学校によっては9月)

に行われます。




都内の学校を本命校にされている保護者さまから

よくいただくご質問の1つが

「 本命校の前の練習校受験は必要でしょうか?」

というご質問です。

たぶん、私を含むサリヴァンの講師ほぼ全員がこう答えると思います。

「練習校は絶対に受験しましょう!」

小学校受験考査の本番というのは、事前に予想されている以上に

精神的なプレッシャーがかかります。

初めての小学校受験の考査本番=本命校の考査の場合、その

ご負担は大変大きなものになります。

本命校の考査をお受けになる前に、ぜひ練習校を受験されて

お子様の考査かご両親の面接までの本番フルコースを

体験していただきたいと思います。

練習校受験は模擬試験5回分と、某小学校受験塾の

有名な塾長先生はおっしゃったそうですが

素晴らしい名言で私も完全に同意見です。

練習校で気持ちよく合格をいただいて、ご家族で自己肯定感を高め

合格パターンのシュミレーションをされてから、

自信をもって本命校の考査に臨んでください。


なお、練習校受験で最も大切なことが何かというと

合格をいただくことです。

練習校として受験したはずの学校で合格をいただけない場合

そのダメージは大変大きなものとなります。

難関校に合格される方のほとんどは、どこかの学校の

合格をいただいている状況で本命校の考査に挑まれるのです。

本命校の考査前に1校も合格をいただいていない場合の

保護者さまの焦りと不安は、必ずお子さまに伝わってしまいます。




都内の学校が本命校の場合、神奈川や埼玉、千葉などの

考査の早い学校が練習校になる場合が多いです。

ですが青山学院の付属校になってから倍率が跳ね上がった

浦和ルーテル学院小学校や青山学院横浜英和小学校、

中学受験で素晴らしい実績を出している洗足学園小学校、

もともと非常に難易度の高い横浜雙葉小学校などは

言うまでもなく練習校にはなりえません。

練習校を選ばれる際は、その学校の倍率や考査の内容や

難易度はしっかりチェックし、過去はやってみましょう。





「合格しても行かない学校を受験しても仕方ない」

こうおっしゃる保護者さまももちろんいらっしゃいます。

それぞれのご家庭にはそれぞれの教育方針があり、

私どもはそれを尊重しております。

ですが小学校受験では保護者さまはもちろんのこと、

まだ5歳のお子さまが、ご努力をされているのです。

その学校に進学するにしてもしないにしても

小学校受験がお子さまにとって

頑張ったから素敵な小学校から招待状をいただけた!

という成功体験になって欲しいと心から願っております。




筑波大学附属小学校など国立の小学校には

最初の抽選はもちろん、考査に合格した後も

最後の抽選があります。

あの高倍率の考査を通過しても入学が出来ないケースが

2人に1人発生します。

ですが、筑波の考査に合格され、結果として最後の

抽選に漏れて入学できなかったお子さまや保護者さまに

数年後にお会いすると、ほぼ全員がその受験体験を

とても良かった、自信になったとおっしゃるのです。





小学校受験をされる全てのお子さまとご家庭にとって

受験が良い経験となり、お子さまが自信を持って

小学校生活を送ってくださることが、私どもの願いです。