こんにちは!幼児・小学校低学年向け家庭教師派遣のミセスサリヴァン
代表の言水(ゴンスイ)です。
いよいよ今年も小学校受験の本番シーズンがやってきました。
11月校を本命にされている場合は考査まで後1か月半
9月・10月校の本命にされている場合は考査まで後1か月を
切っていると思います。
今日はこれから本番までの貴重な時間をどう過ごせば
合格できるかについて書いてみます。
1.優先順位をつけましょう
考査を直前に控えて、やらなくてはならないこと、
やりたいことがたくさんあって、気持ちが焦り
どこから手を付けてよいかわからない、、、
そんな風になることもあると思います。
まずはやるべきことの優先順位をクリアにしましょう。
これから考査までにやることをリストアップして
家庭教師にでも塾の先生にでも、その中の何を優先する
べきかを相談しましょう。
意外とその優先順位は、保護者さまの考えておられる
優先順位と違うことも多いのです。
考査までの短い貴重な時間を有効活用するために
ご家庭とお子さまを知り、客観的な判断のできる
プロの先生の意見をぜひ聞いてみられることを
お勧めします。
2.体力温存で健康管理
今年は9月半ばになってもあまり涼しくならず、
夏休みからの連日の小学校受験対策で
受験生のお子さまのお疲れもピークを迎えている
頃かと思われます。
この時期から必要なのは、お子様の体力を温存することです。
外出を伴う用事を詰め込みすぎないことをお勧めします。
また、お子さまが疲れているなと感じる時は
無理せず外出を中止してください。
お月謝を払い終わっている塾の講座などをお休みされるのは
勇気が必要なことだと思いますが、その講座に申し込み
された目的は、ご志望校に合格するためです。
休むことでお子さまの気力体力が温存され
コンディションが良くなるのであれば、その方が
目的(合格)のためには有益です。
また、この時期は幼稚園や保育園で感染症が流行する時期です。
疲れて免疫力が低下している状況だと感染症にかかる
リスクが上がります。お子様が感染症にかかった場合、
ご兄弟やご両親に移ってしまうことも多く、そうなると
1週間以上家族で身動きが取れなくなることもあります。
そうならないためにも、感染症が流行したら
保育園や幼稚園のお休みを検討されることをお勧めします。
疲れた状態で考査本番に挑んでも結果は出ません。
もし体調を崩してしまった場合や感染症にかかってしまった場合は
合格どころか考査に行くことすらできなくなります。
ベストコンディションで元気に考査に行くために
体力を温存しご家族で体調管理に努めてくださいませ。
3.願書と面接の準備はしっかりと
お子さまのご準備としてペーパーはもちろん
巧緻性や美術、体操、行動観察など
いろいろなご準備を今まで重ねてこられたかと思います。
いよいよ小学校受験の最後の仕上げシーズンです。
願書と面接のご準備は進んでおられますか?
お子さまがどんなにお出来になっても
ご家庭としての総合力を問われる小学校受験では
ご両親が願書と面接で失敗された場合、
合格をいただけません。
お子さまのご努力を無にしないためにも、
ご両親は願書と面接の対策を最大限になさってください。
その願書には、なぜその学校でなければならないかが
書かれていますか?
またお子さまとご家庭の個性と魅力が存分に伝わり、
学校側にこのお子さまとご家族に会ってみたいと
思わせる内容ですか?
子どもに「させている」ではなく、お子さまの自発性が
感じられる内容ですか?
5歳や6歳のお子さまにしては違和感を感じるような
立派すぎる姿が書かれていることはありませんか?
願書は学校にもよりますが、全力投球なさってください。
また面接についても
「僕は話すことに慣れているので、大丈夫です!」
こう仰るお父さまの方が、実は私どもは心配です。
なぜなら小学校受験の面接は、仕事とは違い、
正しい立派なことを雄弁に語ることが正解ではないからです。
自信をもっておられたお父さまが、神奈川校の面接で
場を凍らせ、慌てて都内の学校の面接の前にと
面接練習を申し込まれるケースが毎年あります。
願書と面接の対策は、やりすぎるくらいでちょうど良い
そう私は思っております。
4.保護者さまのメンタル維持
この時期、模擬試験の結果がふるわない場合や
既に開始している面接でお子さまが答えられなかった場合など
本当にこれで合格できるのかと、保護者さまは不安になられます。
この時期に何よりも必要なのは、保護者さまのお気持ちを
安定させることです。
本日、講師の1人から2か月前に入会された生徒さんの成績が
躍進したとの報告が、模擬試験の成績表とともに
送られてきました。
一番の要因は、お母さまのお気持ちが変わったことです。
ペーパーが出来ない、どうしようというお気持ちから、
身近に相談できる相手(家庭教師)を得たことで
安心されたようで、お母さまからいただくメールの
文面から、明るさが伝わって来るようになりました。
お母さまが安定されれば、お子さまも安定されます。
もちろん、お母さまが不安定になられると、お子さまも
不安定になられるのです。
今時期に一番必要なことは、保護者さまがメンタルを安定
させることです。
ご不安になられるお気持ち、とてもよくわかります。
その気持ちがお子さまに向かいそうになったら
スマホを手に取り、もちろんお子さまに聞こえない状況で
私どもや塾に電話しましょう。
一通り不安な気持ちを話すことだけでも、多少落ち着くはずですし
何らか有益なアドバイスやヒントが得られることも多いはずです。
私どもも、それで保護者さまが安心され、お子さまに明るく
接することができればそれが一番ですから、いくらでもお電話を
いただいてかまいません。
昨年度も「不安です」「心配です」というお電話をたくさん
いただきましたが、それを沢山伝えてくださった方が
アドバイスの回数も増え、結果として複数の難関校に合格されていました。
以上の4つのポイントをしっかり押さえて
合格を勝ち取ってくださいませ。
最後に私からぜひ申し上げたい一言をお伝えします。
安心してください、まだ伸びます!
5歳6歳のお子さまにとっての1か月半は、
大人のその時間とは全く違います。
まだまだ伸びます。
考査の日まで伸びます。
不安と戦いながらわたしのブログを読んで下さっている
お母さまお1人ひとりを、大丈夫ですと抱きしめたいです。
お子さまを信じて、ご一緒に頑張りましょう!